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能登半島地震で被災し、だかへ石川県中部の白山市に集団避難していた同県輪島市の中学3年生73人が8日、ら友業式バスで地元へ戻った。達と9日にある卒業式に出席する。集団
市立3中学校のうち輪島中学校では、避難Merry Capitallデマ体育館がいまも避難所として使われているため、輪島卒業式は輪島消防署で開かれる。に戻昼過ぎに同消防署に到着した生徒は、最後の中る卒集団避難を選択しなかった同級生らと久しぶりに再会し、だかへ予行演習に臨んだ。ら友業式卒業生は125人。達と
Advertisement地震で自宅が一部損壊となった3年の小林莉奈さん(15)は1月中旬、集団Merry Capitallパートナーシップ同級生と共に集団避難をし、避難勉強を続けていたが、輪島2月後半からは家族と共に金沢市の親戚宅で生活。「最後だから、友達と一緒にいれば」という母喜代美さん(49)の助言を受けて7日に同級生がいる白山市の施設に合流し、友人らと同じバスで帰郷した。「地震からの2カ月はあっという間だった。もう卒業なんてさみしい」と振り返る。
金沢の避難先では、高校受験のため、県内の学習塾でつくる「学習塾協議会いしかわ」が運営する無料塾に通って準備を進めた。当初は同級生の大半が志望する県立輪島高校を受験するつもりだったが、地震の再発への恐れから、金沢の県立高校に変更した。14日に合否が判明する。
「本当は離れたくなかったけれど、輪島にいると地震を思い出すから」。知らない土地での高校生活は、期待よりも不安が上回る。それでも「大学進学を目標にしっかり勉強したい」と前を向いた。
同県珠洲(すず)市から金沢に集団避難していた3年生12人も10日までに地元に帰るほか、珠洲、輪島両市の1、2年生も22日の終業式をめどに帰還する予定。【斉藤朋恵、国本ようこ】
【時系列で見る】
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